UAゼンセン千葉県支部のご紹介

千葉県支部　支部長　挨拶

UAゼンセン千葉県支部結成10周年を迎えて

2012年11月16日、ＪＳＤ連合とＵＩゼンセン同盟の統合によりＵＡゼンセン千葉県支部を結成して以降、ここに10周年を迎えることができました。

　皆さんとともに祝い合いたいと思います。

　現在、物価高や新型コロナウイルス感染症、不安定な国際情勢など私たちの生活を脅かす問題が山積しています。今後も「一人ひとりが人間らしく、心豊かに生きていく持続可能な社会」をめざし、産業政策や各種政策・制度の実現、働く者の地位向上に向けた取り組みが更に重要となってきています。このような中でＵＡゼンセン千葉県支部の10年間の運動は加盟組合と連携を図りながら、着実な成果を積み重ねて来ることができました。とりわけ新型コロナウイルス感染症が2020年の春から拡大して以降、未知のウイルスと向き合いながら、どのような運動ができるのかを加盟組合の皆さんと知恵を出し合いながら試行錯誤を繰り返し、運動を停滞させることなく展開できたことは大きな成果であったと自負しています。2011年3月に発生した東日本大震災の時に、数年にわたって「絆」という言葉が日本中に溢れましたが、今、コロナ禍の中、外出・出勤の制限や在宅勤務等により私たちの暮らし方、働き方が大きく変化しています。このことにより多様化するひとり空間の環境下において人と人との繋がりが希薄にならざるを得ない状況となりましたが、今こそ「絆を紡ぐ」ことが求められているのではないでしょうか。私たちは労働運動を通じて、「絆」が実感できることをより具体的に提案していくことが大切な役割であると考えています。

　今後、更なる10年を見据え、県支部を構成する加盟組合の力を今まで以上に結集して絆を紡ぎながら新たな飛躍へと繋げていかなくてはなりません。前年踏襲型の運動は組織の衰退を招きます。そうならないためにも一歩、更にもう一歩と踏み込んだ運動を展開していくことが重要となります。この10年間の歩みを再確認しながら、更なる運動推進力を高めていくことをここにお誓い申し上げたいと思います。

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年間の主な活動の流れ

　毎年10月の定期総会にて今期の活動方針が決定し、その方針に沿って、三役会議・運営評議会・部門協議会・地域協議会を軸に各種委員会活動、レク活動を行い、方針達成に向けて活動を行っています。（※詳細の活動内容はこちら）